今回はiDeCoを契約した時などの記事を書きます。
運用益や節税額も計算しましたので、参考にしてみてください。
iDeCoを始めたきっかけ
私は子供を授かってから15年ほど専業主婦をしていて、次男が中学生になった頃に扶養内でパートを始めました。
扶養内パートでは、年収100万円以下に抑える必要があったので、税制優遇メリットが薄くiDeCoに加入する考えはありませんでした。
その後、妻社長になり、年収360万円になりましたので節税を意識し始め、iDeCoが良さそう!という事で資料請求してみたのが始まりです。
夫さんは5年前から始めていましたが、自分の老後のためにも加入してみる事にしました。
iDeCoとは?
自分専用の年金を、運用しながら積み立てて作ることができる制度です。
老後の生活資金を準備したり、節税したい場合に利用します。
今私たちの給料から天引きされている年金は、今の年金受給者に配られていますが、
iDeCoで投資したお金は(税金は引かれますが)全て自分の元に返ってきます。
情報は他のサイトに網羅されていますので、詳しく知りたい方へのおすすめはこちら↓
iDeCoのメリット・デメリット
iDeCoのメリットやデメリットは他サイト様に網羅されていますが、私が思う良い点と悪い点を書いておきます。
iDeCoの良いところ
税金の優遇が多いので、普通に貯金するよりも沢山のお金が手元に残ります。
投資になるので、減る場合もありますが、私のiDeCoは今の所増える一方です。
iDeCoの悪いところ
やはりiDeCo最大のデメリットは、60歳になるまでお金を引き出すことができない事でしょう。
60歳までに大金が必要になる場面は何度もあると思いますが、お金があるのに使えない状態は歯がゆく思うかもしれません。
NISAは簡単に換金できますが、iDeCoのお金が戻ってくるのは数十年後になります。
手数料は、控除される額の方が多いのであまり気してません。
(初期費用 2,829円 + 毎月171円)
掛金の増額・減額・停止が年一回しかできないとの事ですが、掛金を変更する場面があまりないので困っていません。
銘柄変更はいつでもできます。
iDeCoの節税シミュレーションをやってみる
私がiDeCoに加入したらどれくらい節税できるのか?
ウエルスアドバイザーさんのサイトにシミュレーションできるページがあったのでやってみました。
登録不要で便利ですよ。
年収360万円の40歳会社員が、iDeCoで 23,000円 を 25年間 積み立てた場合の運用シミュレーションです。
利回りが3%の設定で、掛金と運用益を足すと、約1,000万になり、
何もしない場合より、約330万円のプラスになります。
運用益が非課税とは、
投資などの運用で得た利益には本来20.315%(2024年8月時点)の税金がかかりますが、
iDeCoやNISAにはその税金がかかりません。
330万円の利益が出た場合の課税額は約67万円。それを払わなくて済むのでとってもお得です!
掛金が控除されるので、私の年収360万で計算すると、年間41,700円の節税になります。
何もしないより年間41,700円税金のを払う額が減るという事ですね。
それを25年続けると約100万円分の税金を払わなくてよくなるわけです。結構大きい金額ですよね。
iDeCoに加入しない場合と加入する場合では、65歳になった時に手元に約430万円の差が出るということです。
これは大きい。老後の生活費1年分くらいあるでしょうか?
25年間収入が変わらないなんてことはないでしょうし、
会社が倒産したり、収入が少なくなったり、法改正があって優遇される額が減る可能性もありますが、
逆にもっと増える可能性もあるので、扶養抜けたなら加入した方が老後に得をする制度だと思います。
同じ掛け金でも年収によって優遇される額が違うので、ご自分の年収で計算してみてください。
年収が多ければ多いほど、お得になる金額も多いみたいですよ。
iDeCoを始めるには?どこで加入した?
iDeCoは特殊な場合を除いて、20歳~65歳の間の日本国内に居住している方ならだれでも加入できます。
(国民年金を免除されている方。ほかの企業年金・農業者年金などの制度に加入していたりすると加入できない場合があるようです。特殊な場合の詳細は調べてみてください。)
加入の手続きをする金融機関や証券会社はたくさんあるので、お好きな所を選べます。
私は SBI証券 にして、夫さんは イオン銀行(みずほ銀行) で加入しています。
SBI証券は選べる銘柄が多いという事で選びました。
イオン銀行は特典が多く、
貯金の金利が上がったり(最大0.15%:2024年8月時点)振込手数料の無料回数が増えたりにしてお得です。
選べる銘柄はSBI証券と比べると少ないです。
加入する機関を決めたら資料請求します。
手数料が高い機関もあるのでよく確認しましょう。
書類を記入する必要があるので、ネットだけで申込はできないみたいです。
iDeCoの事業所登録が必要だった
SBI証券に加入申し込みして、書類が届きました。
申込書と一緒に届いた 事業所登録申請書 兼 第2号加入者に係る事業主の証明書 を会社に書いてもらって提出すれば、iDeCoの登録をしていない会社でも、新規登録されるようです。
弊社は、従業員が私と夫の二人しかいない会社で、夫は別の会社でiDeCoに加入しているので、私が最初の加入者です。
会社の書類も個人の書類も自分で書きました。
iDeCoに加入するには会社に申請して書類に記入してもらう必要があります。
税金や年金に関わる制度なので、会社勤めの人が会社に内緒で加入することは不可能です。
会社宛てに事業所登録通知書というものが届くからです。
会社に内緒にすると、年末調整で控除してもらえないので、自分で確定申告するしないといけません。
提出書類は簡単に書けるので、勝手に登録もできそうですが、トラブルになりかねないのでよく相談しましょうね。
iDeCoの資産状況
妻のiDeCo
この記事を書いている今、株価が世界的に暴落してタイミングが良くないんですが、私のiDeCoの資産状況を公開します。
SBI証券のiDeCo管理画面です。
1年半くらい毎月23,000円拠出した結果です。
NISAはマイナスになっちゃってますが、プラス45,645円です。
先月はもう少し多かったんですが、まあ仕方ないです。長期で見ていくものですし。
追記:このスクショを撮った一週間後、損益がプラス62,361円になっていました!
夫のiDeCo
夫さんのiDeCoは始めてから5年です。
イオン銀行(みずほ銀行が提供)の管理画面(スマホ版)です。
5年で14万円増えています。
夫のiDeCoは掛金の30%が定期預金になっていて、あまり増えていないように思いますので、株式投資に変更するように言っておきました。
まとめ:今の所、iDeCoはお得
運用益と節税額(シミュレーションサイトで計算した数値)を表にしてみました。
運用益 | 節税額(計算上の額) | |
妻 | 45,645円 | 41,700円 |
夫 | 147,821円 | 279,000円 |
合計 | 193,466円 | 320,700円 |
運用益と節税額を足せば、夫婦の合計で約50万お得になっています。
手数料は単純計算で
(初期費用 2,829円×2)+(口座管理手数料:夫5年 171円×12×5)+(口座管理手数料:妻1年半 171円×18)
=18,996円
信託報酬はちょっと計算面倒なんでやらないですけど、手数料や信託報酬が引かれた上で20万増えて、30万節税できているわけですから、iDeCoはお得な制度だと思います!
60歳まで引き出せないのは痛いですが、このままあと20年積立てていけば、それなりの金額になってくれると思います。
大事なお金がかかる事なので、メリット・デメリットをよく考えて利用しましょう。
色んな金融機関や証券会社のサイトにもっと詳しい情報が沢山あるので、色々な情報を参考にしてくださいね。
次は、年明け頃に運用益がどうなったか、まとめたいと思います!
また見にきてください😄
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