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ひとり会社・マイクロ企業でも税理士は必要か?

ひとり会社でも税理士は必要か 起業・ビジネス
ひとり会社・マイクロ企業でも税理士は必要か?

今回は小規模な企業(ひとり会社・マイクロ企業など)で税理士さんをお願いするかどうか悩んだ時のことをお話します。

お金の素人すぎて何をどうしたらいいのか悩む日々

法人登記・会社設立をして、起業は何とかひとり(夫婦)でできました。
起業後の各種手続きも終わりました。

さあ、この先バリバリ働くぞ!と思うかたわら、次に心配なのは「決算」です。

日々の経費を freee に入力していく帳簿付けは Google先生 に聞きながらできてはいましたが、一年後に控えた「決算」についてはよく理解できていませんでした。

決算や消費税の申告なんかの計算方法は分からない、ブログや本などを読んでもピンと来ない。

「新設法人説明会」の存在を知って、そこで決算の仕方を教えてもらえるかなと期待していたところ、コロナで中止が相次ぎ参加できません。

税理士さんや会計士さんの無料相談会などに参加しようにも、こちらもコロナで中止しているとの事。

freeeで法人税申告ができるシステムも公開されたようですが、自分の記帳が間違っているかもしれないし、何をどう設定するのかもあっているのか不安だし、とにかく正解がわからない。
いえ、ネット上や色々な本に情報はあるのですが、自分の会社で同じようにやって間違いはないのか。

まだ売り上げも少ないし税理士さんに報酬をお支払いできるか微妙な所だし悩む毎日でした。

法人と個人事業主は納税の仕方が違う

個人事業主だと年始に確定申告、法人は決算月に決算申告をします。

個人事業主になったことないので詳しくはないですが、個人事業主さんは普通の確定申告に事業の分を追加して申告するようです。

でも法人は会社が一人の人間のような扱いなので、会社自体に法人税や住民税などがかかります。
それプラス役員にも所得税や住民税がかかります。
法人の方が税金を沢山払わなきゃいけないように思いますが、ケースバイケースのようですね。(この違いはまた勉強して別の記事にしたい)

個人事業主さんは自分で申告する方も多いようですが、法人は税理士さんにお願いする会社が多いようです。

提出しなければいけない書類や、法令に則った計算方法など、勉強したり、確認しなくてはならないことが多々あり、素人が気軽にできるものでもなさそう・・・。
だから税理士という職業が必要なのでしょう。

素人が勘でやってうっかり脱税になってしまっては大変!だと思ったので、とりあえず初回だし税理士先生のお力を借りることに決めました。

税理士報酬の相場は?

税理士さんにお願いしようにも、まずはお代金がどれくらいかかるのかを調べなければ。

ざっくり調べたところ、税理士さんの顧問料は年間売上で変わってくるようです。

人によっても違いますが、年間売上1000万円以下の小規模な法人なら
月額1万円~3万円の所が多いようです。
決算申告は10万円~20万円 これは月々の顧問料とは別に必要です。

間を取って足すと年間30万円程かかる計算です。

これを高いと見るか安いと見るか・・・。

まずは税理士という職業の人に会ってみようと思う

とにかく知る事から始めようと、税理士さんとの面談の予約をして、会ってみる事にしました。
嫌な奴だったら契約しなければいいかと(;・∀・)
すごい人見知りなんで、予約のメール書くのにも緊張して半月くらいかかりましたがね・・・!

初めての人に会うのは緊張する
緊張します・・・!

せっかくfreeeを使っているので対応できる税理士さんを検索して、ホームページを読んだりしながら、初回の相談は無料という事で、お二人の方に会ってみようと思いました。

二人の税理士さんに面談の予約をして、弊社は自宅オフィスなので来ていただいても見ていただくものもないし(掃除が面倒)、税理士さんの事務所にお話を伺いに行きました。

面談の時に持って行ってよかったもの
  • 登記簿謄本などの原本かコピー
  • 法人設立届出書の控え(国・県・市町村)
    上記2種類があると、「ちゃんと登記した会社だよ。怪しくないよ。」と証明できます。
    私は控えもらい忘れたので無かったですが謄本があったので助かりました。
  • タブレット
    会社ホームページを見てもらったり、freeeの画面をそのまま見せられたので、財務状況などを見てもらえました。
  • 名刺・会社の資料・決算書など(あれば)
  • 筆記用具
    印鑑一式も持って行ったのですが、面談当日は使いませんでした。

一人目の税理士さんはfreeeに完全対応してくれる税理士さんでした。
ホームページがきれいでわかりやすい。
個人でやってらっしゃいまして、事務のお姉さんがおひとり。
疑問に思っていた事も答えて頂けて、話しやすい方で良かったです。
その場で契約してしまいそうになりましたが、もう一方と面談してから考えよう・・・と思いとどまりました。

二人目の税理士さんは、古めかしい感じのホームページでしたが、年が近いのと、想いなどが書かれていて話が合いそうな感じがしていました。
こちらも個人でやっていらっしゃいましたが、女性の方が数名いらっしゃって視線がちょっと怖かったです・・・。
お話してみたら毎月の帳簿を指定の形式でメール送信するとの事でした。
こちらの方は一人目の方よりも顧問料も決算料も少し安かったです。
あとは、頂いたアイスコーヒーがブラック苦手な私が普通に飲めるほど美味しかった(緊張してガムシロ入れられず)

税理士顧問契約することにした

色々悩んだ末、一人目の方と契約することにしました。

本当にちゃんと申告できるか、ちゃんと納税する気はあるのに手続きミスで脱税にならないかが心配。
あわよくば節税を教えてもらえたら嬉しいなと思って。

契約をして一番良かったのはやっぱり安心感がある事ですね。
なにもわからず不安だった心が、これからは何でも税理士さんに聞けばいいんだと思うだけでとても気楽になりました。
安心を買うってう事ですかね!

今は色々無知なので、何年か顧問契約をお願いして、決算を何度か乗り越えて自信がついたら自分でやってみるのもありかなと思っています。
自分でやるよりはやはり税理士さんをお願いする方が断然楽なので、そのまま継続するかもしれませんが・・・。

まとめ:素人は税理士さんにお願いした方が絶対安心

私のような会計の素人さんが経理をやる場合、業務が忙しくて会計までなかなか手が回せない場合などでしたら、開業初期こそ税理士さんと契約する事をおすすめします。

先ほども書きましたが、税理士さんの元で何度か経験して、会計や決算のやり方に自信がついたら自分でやってみるという選択肢もあります。
その税理士さんと合わないなと感じたら変更もできます。

税務をお願いすることで、お金は必要になりますが、精神的・物量的な負担は確実に減りますので、まずは相談してみましょう。初回の相談は無料で乗ってくださる方が多いです。

安心は大事。

コロナの影響がなく、勉強会や無料相談会が普通に開催されていれば自分で申告やったかも知れませんけどね( ;∀;)

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